吉報は遅れてやってくる
本日は、東北医科薬科大学薬学部の合格発表でした。
しかし、待てど暮らせど連絡が来ない・・・。
さすがに連絡遅いな・・・と思っていたところにやっと飛び込んできた「合格しましたー!」の知らせ!
「おせーよ!w」
とツッコんだら、
「受験票失くしちゃって〜w」
とのこと。
合格あるあるエピソードですねw
「今夜は家族と焼肉食べま〜す!!!」
とのことでした!
いつも前向きで明るく笑い飛ばす
将来薬剤師になりたい、、、。
けど、受験する薬学部は県内の薬科大のみ、と決めて挑んだ一発勝負。
そのため、本人のプレッシャーは相当なものだったと思います。
でも、いつも前向きで明るくなんでも笑い飛ばしちゃう、そんな生徒だったのでこちらも助かりました。
課題もしっかりこなせるようになって、苦手だったスケジュール管理も最後は自分で調整できるまでになっていました。
チームで生徒1人を支える
カラフル学舎は、2年前から大学受験に取り組み始めています。
大学受験は「チームで生徒1人を支える」ことが何より重要、と感じて塾の体制を整えてきました。
それが、いわゆる「チーム医療」の考えを塾の現場に落とし込んだ形かも、と気付いたのは比較的最近です。
最近は、塾もただ勉強を教えれば良いわけでもなくなってきていて、スタッフ一人一人に高い専門性が求められてきたというわけです。
目指すべきは、目的と情報を共有し、業務を分担し、互いに連携・補完しあって、生徒の状況に的確に対応する指導スタイルです。
チームにはカラフル以外の塾の先生方や心理カウンセラーの方なども在籍しているため、貴重な意見をたくさんいただけたりもします。
今回合格した生徒もチームで支えた生徒の1人でした。
大学受験に取り組み始めて見えてきたこと
大学ってたくさんありますよね。
そこには偏差値やら有名無名、規模の大小などいろいろあるわけです。
なら、いい大学ってなんなんですかね?
極端な話、全員東大入ったらすごいんでしょうか?
有名なところに(MARCHとか?)何名入れました、とか国公立何名、とか書きたくなる気持ちは分かりますが、もっと現実的なところをフォローして、それを胸を張って言ってる塾ってあんまりないかもしれません。
いや、あってもなかなか目が行かないのかも。
今日の合格なんか本当に戦略から何から本人的にも塾的にもしてやったりなんですけどねw
高校受験で考えると分かりやすい?
地元の場合、高校受験で考えた方がよりリアルさが伝わるかもしれません。
例えば「古高・黎明」○名合格!と言ってしまえば良い塾なの?一高・二高に入れた実績が良い塾の目安?あるいは指導力が高い?という話になってしまうのかって話です。
正直、マーケティング的には正解です。
いわゆる進学校や地元トップ高への合格実績を掲げれば、学力の高い生徒を集めやすいのは事実なので。
けど、私たち個人塾の立ち位置はまた違うところにあるはず。
俺みたいなやつでも大学行けるんですかね?
ずっと赤点ばかりで留年の危機に陥っていた高校生がいました。
そんな状況から徹底的にサポートして、約半年掛けて教科によっては80点以上取れるまでになった生徒がいました(通っている高校はいわゆる進学校ではありません)。
そんなある日、
「俺みたいなやつでも大学って行けるんすかね?」
とその時、担当していた講師に生徒が相談してきたそうです。
私はその報告を受けてハッとしました。
「俺、大学行けるなら行ってみたいっす」
という話もされたとのこと。
私はこれを聞いた時、こういった生徒をなんとかしてあげられる塾でありたい、と心底思いました。
他にも過去に、高校にギリギリで入学したのに、高校2年生になって「俺やりたいこと見つかったんで大学行きます」と言ってからは、別人のように努力して大学に行った生徒もいました。
だから、一番大事なのは、決して諦めず手を止めないってこと。
これに関しては学力まったく関係ないです。
こういったところにもっと陽が当たればいいななんてずっと思っていますし、生徒の中にある本気をもっと見つけてあげられたらなと思っています。