あなたの塾の教材費はおいくらですか?
カラフル学舎は、通年の教材費として7,500円(中学生)を頂戴しています。
今のところ、年1回だけで追加なし。
この金額で英語と数学のテキストを2冊と、状況を見て追加で1〜2冊準備させていただいております。というわけで、なんだかんだ4冊くらいは使っています。
これって正直高いの?安いの?
ぶっちゃけ、塾のテキスト代は不透明極まりないw
塾でしか買えない謎に包まれた教材wですが、実際、内訳が気になっている方も少なくないはず。言い値で買うしかないですし。
このテキスト、大体1冊1,000〜2,000円程度します。別途、送料が掛かるので、1冊頼むと割高となります。それ込みで仕入れ値としても、せいぜい高くても1冊2,500円となります。
ただ、あくまで仕入れ値ですので、販売価格は塾側で自由に決めていいことになっています。それがうちの場合ですと2冊で7,500円。なんだかんだ年間を通して考えると2冊では足りませんので、最低限の実費だけご負担をお願いしている状況です(2,500円×3冊=7,500円、というイメージです)。
つまり、テキスト代での利益はほぼないに等しいのですが、料金が不透明と思わちゃうのも良くないよなーってずっと思っていました。
市販テキストvs塾教材
だったら、市販の教材をご購入していただく、というのが一番じゃないの?というわけで、高校生に関しては全て実費で市販の問題集や参考書を購入してもらっています。
となると、やっと本題に入りますがw、市販テキストと塾教材って結局どっちがいいの?という疑問が湧いてきます。
●教材費は毎年必要になることに
塾の費用|平均費用(料金)や月謝相場や教材費、講習費について|StudySearch
集団塾の場合はほとんどの場合教材が必要になります。
塾の教材費は毎年必要になります。
それもそのはず、学年が上がれば使うべき教材が違うからです。
本来ならば、教材費は1科目につき3,000円から5,000円ほどになるのが相場ですが、中には3万円ほどとるようなところも存在しています。
事前に確認することは必須でしょう。
個別指導の場合は、自分の持っている教材を使える場合もありますが、指定教材がある場合もあります。
改めて書いちゃいますが、塾教材って本当に高いw
教材費、1科目3,000〜5,000円!
ですので、他塾から転塾してきた方々は、カラフル学舎の料金を聞いて本当に驚かれます。
ま、ほぼ実費分しかいただいてませんからね💦
けど、それすら不透明感があるのは事実。確かにビジネスと捉えれば、少しでも教材費に利益を乗せるのはおかしくはないかもしれませんが・・・、だったら1冊1,000円程度の市販テキストを塾に持っていって指導してもらった方が良くないですか?
え?でも、塾の教材って特別なんでしょ?
本当にそうでしょうか?
なんとなく一長一短ありそうな気がする・・・、程度か、いやむしろ塾のは特別なんでしょ?という期待感はある?かもしれません。
市販と塾教材の比較検証は必要
ですが、驚くべきことに、ネット上には「塾教材と市販テキストを客観的に比較検討」したサイトはありませんでした。むしろ、塾教材は特別、という意見も根強くあります。
あったのは、
- 塾の先生が、塾の教材を比較検討したもの
- 塾の先生が、市販テキスト、塾教材、自作プリントを比較して自作推しのもの
- 一般の方が塾教材の存在に気付き、それが気になって仕方ない、という内容のもの
- 塾教材を個人で購入できるかどうか、というもの
- 塾に通わない場合、市販テキストをどう使っていくか、といったもの
大体、このような内容のものが中心でした。
ちなみに、オリジナルテキストはハマれば1番いいです。でも、経験が無い先生が作ると的外れになるリスクがでかい💦あと自作は、定期テストには効果を発揮しますが、模試ではあまり効果を発揮しない、というのもあります。一応、自作テキストも塾にはありますが(数学中1〜3年分)、現在は模試でもしっかり点を取らせたいなー、と思っているので、使い分けているのが現状です。
話を元に戻します。
じゃあ、塾で市販テキストを使っちゃダメなのか?というわけでは全然ないので、実はカラフル学舎では、市販のテキストも結構使っています。けど、体系的に使っていたわではなくて、スポット的に補助教材として使っていました。
けど、市販vs塾、というステージで改めて考えてみたとき、これは検証が必要だろうという結論に達しました。まだ誰も踏み込んでいない領域?(ネットに公開している方がいないだけかもしれませんが)なので慎重に行かなければならないのですが。
そんなわけで、とりあえず11月中にスタッフと共に大崎と仙台の本屋をめぐり、教材会社さんにも訪問して、全教科のベストを探す旅?に出る予定ですw
本来、各学年、生徒の学力、志望校別、塾に通い始めた時期などに合わせて、使うテキストは変わってきますので、その辺りも本当は検証しなくてはなと思っています。
それから、塾側からあれやこれをやれと指示するだけではなく、生徒や保護者をまじえ、教材選びから入念に相談して教材を決めていけたらなというのも考えています。