日々改善〜新旧ちりとり対決〜

世代交代

約8年間使ってきたミニほうきとちりとり。

ちりとりの端が平らじゃないので、使い勝手が悪いと生徒やスタッフからずっと言われてきました。

けど、なんとなくかわいいじゃん、とか、こう見えて結構いいやつなんだよ、とか、どんな意見があってもはぐらかして使ってきましたが、もう十分頑張りました。

塾オープン時から使っているので思い入れが強く愛着があったのです。

愛着のあったミニほうきとちりとり

波千鳥

しかし、結局置き場所が固定できなかったり、結局消しカスを生徒が手で集めてゴミ箱に捨てる姿などを見て、とうとう切り替えることを決意。

生徒の動線を1から見直してみた時、なぜそこまで自分はこだわっていたのか不思議な気持ちになりました。

ちなみに、ちりとりにある図柄は「波千鳥」。

鳥はどんな大きな波も乗り越える、という意味に加え、千鳥→千取り、という語呂合わせから、波千鳥は必勝祈願や目的達成の意味がある縁起物とされてきました。

だから、塾オープンと同時にこれだ!と思って購入しました。

という、私の個人的な思い出なんて、生徒の成績アップには繋がりません。

生徒の気持ちに立つ

生徒が使いやすい、生徒が落ち着く、生徒が自然と集中する気になる、そういう場所ってどんなだろう、と、ちりとりひとつで思いを巡らすのってどうなんでしょうね。

けど、塾に来てから帰るまでの時間を淀みなく過ごしてもらうためには、ひと工夫もふた工夫も必要なんだと、今回非常に考えさせられました。

6月は学校再開後にフィットする、新しい授業スタイルを整えるのに時間を使ってきましたが、途中、様々なお声を塾に反映させたくて、塾内アンケートを実施し、多くのご意見を頂戴しました。

お陰様で授業面に対する満足度は高かったのですが、授業外でのご指摘がいくつかあって、細部の行き届いていない部分、改善しようと思えばすぐにでも改善できる部分が弱かったことに気づかされました。

とりあえず、その中にあった消しカス問題は、真っ先に解消できるものだったので、まずは設置してみた、というわけです。

あとは、生徒の意見を聞きながら、いろいろと微調整していけたらなと思っています。

新ミニほうき・ちりとりセット。小物入れに収納。

新たな気付き

なんでもないことを、さもすごいことみたいに書くなって話なのですが、当たり前に必要なものを当たり前に準備する感覚は本当に重要だなと思いました。

超極端な話、私の要らぬこだわりが時々生徒の集中力を乱していたかもしれないわけです。

そんな視点から改めて塾全体を見てみますと、実はやることがまだまだいっぱいあることに気付かされていくので、日々改善あるのみですね。