今回も笑いに溢れた狂言教室
子ども狂言教室のお手伝いをさせていただきました。
場所は鳴子小学校。
鬼首小学校、川渡小学校の生徒さんたちにも集まっていただきました。
子どもたちも元気よく参加してくれて、大変盛り上がりました。
狂言というのは、とにかく肩肘張らない笑いに溢れた演劇です。
毎回近くで見させていただいて、いつも強く感じるところです。
講師の大藏流狂言方大藏彌太郎先生の軽妙なトーク、かと思えば、一瞬にして空気が引き締まる舞が始まり、かと思えば、笑いに溢れた狂言、という流れであっという間の1時間でした。
いい場にはいい機会があるのかも
生徒の保護者もわざわざ駆けつけてくれて恐縮しました。
鳴子地域からもカラフル学舎に数名通塾していただいているので、こういう機会に携われてとても良かったです。
それから、引率で来ていた先生の中に、大学院時代、研究発表をよく一緒にやっていたKさんがいてとても驚きました。研究室のデスクがすぐ近くで、思い返せば随分とお世話になりました。向こうから声を掛けていただいて気付いたのですが、元気にご活躍されている姿を見てとても嬉しく感じました。
それからそれから、数年前まで、実は小学校で読み聞かせ会をやっていたのですが、その時にお世話になった先生とも再会し、いろんなご縁が重なった日でもありました。
いいご縁は続く
話を狂言に戻しますw
伊達家と狂言の大藏流には深い繋がりあるというお話は先日も書いたかもしれません。大藏流は伊達家お抱えということで、岩出山でも盛んに狂言が行われていた記録が残っているそうです。
その関係が、今の時代も、例えば今回の狂言教室など、形式は変わっても続いている乗って物凄いことですよね。
こうした関係をさりげなくも深く大切にするところに、狂言の持つ普遍性と大藏流の魅力の一端を私なんぞは感じてしまいます。
私たちのご先祖様がお世話になった可能性もなきにしもあらずですものね。