なぜ大学へ?
4月より京都芸術大学の通信教育学部に3年次編入学した代表加藤です。
学科はアートライティングコースです。
なぜ、今大学へ?と疑問に感じる方も多いでしょう。
そこで、自分なりに整理してみました。
- オンラインで受講できる
- すでに確立されているオンライン授業の仕組みを学べる
- 小論文や作文指導等、今後の指導に活かせる
- 表現やアートを言語化する力を身につけてみたい
- 自分自身の文章力向上
- シンプルに芸大に興味があった笑
ま、動機はざっとこんな感じです。
「学割が使えるから」と書こうかと思いましたが、そもそも使う場面がまったくないですね笑
アート思考
正直、入学するかどうかぎりぎりまで迷いました。
きつかった大学院時代が頭をよぎりましたので・・・。
でも、今回はオンラインで完結します。
だから、大丈夫かなと笑
それに、これからの時代、感性が求められるいわゆる「アート思考」が様々な場面で必要とされてきますので、「ここはいっちょ飛び込んでみよう!」という勢いもありました笑
でも、蓋を開けてみたら(入学してみたら)、すぐ孤独との戦い、ということが確定・・・笑
すべての情報はオンライン上に公開されているため、誰かと話す機会はほとんどないことが判明しました。
ただ、カリキュラムはこちらが求めている内容でしたので、決められた条件の中でどう学習を進めればいいかが大きな課題となりました。
そこでどうしたかというと、、、
すべては環境づくりから
まず、大学側(担当の先生や専用コミュニティの管理人の方など)に許可を取り、zoomを使ったオンライン勉強会を企画しました。
なぜなら、やはり学生間の交流はあった方がいいと思ったからです。
もちろん、自分のため、というのもありました。
でも、学生専用のSNSで呼び掛けたら、概ね好意的に受け入れられたかなという反応でした。
勉強会は塾でいつもやっていたことでしたので準備自体は問題ありませんでした。
そして、先日、無事1回目が終了。
全国にいる同じ大学の学生と一緒に勉強するというのは非常に素晴らしいものでした。
大学のコースの性格上、様々な年代の方がいらっしゃるので、今後も共に切磋琢磨しながら勉強していけたらと思っています。
大人も学ぶ時代、の個人的解釈
人間の進化を遥かに超えたスピードでテクノロジーは発展を遂げています。
そうなると、大人が学んできた常識がまったく通用しないという事態も普通に起きてしまいます。
人間よりも教え方が上手なAI先生が、やがて人生の師となる日もそう遠くない未来にあるかもしれません(いいかどうかは別として)。
けど、これは考えようによってはチャンスかなと。
現在、塾で使っているAI授業システムは、弱点を判定することに関しては間違いなく人間以上です。
弱点がわかれば、その後の見通しつくため、学習計画が立てやすくなります。
ということは、同じようなAI授業システムのが大人版が出たら、当然勉強から何からどんどん効率化されていくということなんですね。
つまり、大人でも無駄のない授業が受講できるというわけです。
だから、あとは何をやるかとか、いつまでにやるとか、そういう話が重要になってくる。
そう考えたら、学び直しそのもののハードルが非常に低くなるのは想像に難くありません。
実際、そんな時代がすぐそこまで来ているんだろうな、というのは肌で感じるところです。
人生100年時代だから学び直しをしよう、学歴より学習歴だ、なんて話も耳にしますが、実はそういうことじゃなくて、勉強そのものが私たちの生活に入り込んでくる、だから大人も勉強する機会が増える、という感じなのかなと今は思っています。
ただね、いろいろ書いてますが、課題がとにかくしんどい笑
だから、課題をこなしてくる生徒の姿を見ると、本当に心から尊敬します。
歳のせい?かわかりませんが、生徒の頑張りに触れるにつけて、感動で目が潤む時もしばしばです笑
以前とは違って、私もきつさが分かるからです。
だから、この部分ひとつだけ見ても、学生になって良かったなと感じますね。
とりあえず、今後の指導にもかなりプラスになりそうなのは間違いなさそうです。