面接なんてこわくない「演劇的手法」によるワークショップ開催!

面接向けオンラインイベント

先日の10月31日(土)、塾内イベントとして

『面接も告白もこわくない!〜自分の気持ちを上手に伝える方法〜』

を実施しました。

講師に、

大河原準介さん(演劇企画集団LondonPANDA主宰・演出家)

菊池佳南さん(青年団・俳優)

の2名をお招きしました。

菊池佳南さんとはパーソナリティーを務めていらっしゃるNHKの『ゴジだっちゃ!』に私がゲスト出演させていただいてからのご縁です。

大河原準介さんは、以前私が講師として参加させていただいたイベントのファシリテーターで大変お世話になった方です。

お二人とも、各地でワークショップを開催しており、大変素晴らしい方々でしたの今回依頼させていただく運びとなりました。

演劇的手法によるワークショップ

今回はギリギリまで迷いましたが、今後も継続的に開催していくことを前提に、プロローグ的な位置付けとしてオンライン開催にしました。

オンラインな分、ちょっと工夫が必要でしたが、面接そのものを突破する攻略法を伝授するのではなく、いかに自分自身を受け入れられるかに焦点を当てていこう、ということを大きな目標にしていました。

自己理解が他者理解に繋がるということは、よく聞く話ですが、なかなか意識的に行うことってないですからね。。。

そのきっかけを作ることが、面接を受ける上で非常に大切なことになると考えていました。

そのためには、表現力を身に付けることも大事ですが、まずは自分が自分の専門家として自分に耳を傾けるきっかけ作りが必要なのかなということです。

あとは、プロのお二人にお任せコース笑

最近特に注目を集めている演劇的手法によるワークショップで、生徒をグイグイ引っ張ってもらいました。

あ!

前半が大河原さん、後半が菊池さんのパートで進みました。

大河原さんは、アイスブレイクを目的としたゲームをいくつか実施していただきました。

オンラインということもあり、遠慮気味な生徒たちでしたが、徐々に前のめりになっていく様子が印象的でした。

その後、演劇的なワークショップへ移行し、一人一人が想像力をめぐらしながら、ひとつの物語を完成させていきました。

なかなか壮大なストーリーになったと思います。

そして、今度は菊池さんが、そのストーリーを元に様々な登場人物を生徒たちと一緒に設定していきました。

そして、菊池さんが一人一人にインタビュー。

全体でストーリーを共有している中、異なる登場人物に扮した生徒たちが、普段お仕事でインタビュアーをされている菊池さんから質問を受け、その役になり切って答える展開。

これがまたかなり盛り上がりました😀

そして、全員のインタビューが終わって2人から、

「今のやりとりって面接の時と同じだよね」

あ!

これには全員ハッとさせられました。

他に生徒もいるので、適当には答えられない緊張感の中、ある程度設定に身を委ねながら、自分なりのアイディアを盛り込んだ受け答えをしていた生徒たち。

まさに面接を受ける上で理想的な精神状態!

この一言に、この感覚を忘れないでほしい、というメッセージが集約されていたように思います。

それに、自分が考えた役になり切ることで、自分自身を俯瞰する経験も非常によかったのではないでしょうか?

自分自身の設定を見失わないようにしながら、全体のストーリーも壊さないようにするという配慮が生徒全員共有出来ていましたし。

これは、頭では分かっていても、なかなかうまく伝えられない類のものでしたので、今回のワークショップは本当にやってよかったなと思いました。

お二人には本当に感謝です!

今後について

カラフル学舎は、今後勉強だけではない部分にも積極的に力を入れていけたらと考えています。

特に、今回のような演劇教育はこれからの時代本当に必要とされていることだと感じています。

そのため、今後も定期的にイベントを開催していく予定です。

まだホームページは載せていませんが、表現探究コースも静かに始動していますので、ご興味ある方はご連絡ください。

楽しいですよ😀