私のおじさんは聖火ランナーでした。
1964年東京オリンピックの北日本ルート。
少し調べたら、国道4号線を南下していったようです。
大崎市の旧古川市内を堂々と走り抜けたそうです。
当時の古川代表の1人でした。
小さい頃に聞いた話ですので、記憶が曖昧ですが、母の話ではとても運動神経が良かったそうです。
来年の東京オリンピックのニュースを観るにつけて思い出します。
同時に、その意義が身近に感じられるに連れて、内心誇らしい気持ちになります。
でも、ネットで名前を検索しましたが出てきませんでした。
おじさんだけではなく、最終ランナーの方以外、他の人も出てこなかったのでそういうものなんだと思いました。
きっとどこかに文献が残っているはずなので、2020年の東京オリンピックが始まる前には見つけられたらなと思っています。
私は母の兄であるおじさんに会ったことがありません。
なぜならおじさんは私が生まれる前に亡くなってしまったからです。
将来を嘱望される中、若くしてこの世を去ったと聞きました。
この話も随分昔に聞いた話です。
だから、本当に聖火ランナーだったのかすら今となっては定かではありません。
母は何も語りませんし、私もあえて聞くことはありません。
でも、沿道に溢れんばかりの人の中を駆け抜けた聖火ランナーの軌跡は、今でも鮮明に、当時の古川市民の心の中に残っているはずです。
だから、もし機会があれば、実際に当時の熱量を知っている人のお話など聞けたらなと思っています。
今から半世紀以上昔の話ですし、郷土の歴史を調べがてら、図書館にでも行ってみようかなと思っています。