あえて紙に書き出す

メンタリストDaigoさんの本を読みました。

前回の、YouTuberラファエルの「無一文からのドリーム」に続けて、なんとなくネット世界の方の本を読んでますね。

Daigoさんは、もうテレビには出ないのでは?

そういったメディア論とかは私はあまり興味はないのですが、今ちょうど、紙媒体をどう使うか、というテーマが自分の中にあったので手に取った次第です。

塾では、ここ数年、オンライン上でいろいろ管理する方法を突き詰めていたのですが、やはり「紙に書く」「紙に記録する」という行為のもつ力は、改めて絶大だと感じ始めていたんですね。

というわけで現在カラフル学舎では、生徒自身が立てた計画をいかに達成させるか、という問題を紙に書き出すフォーマット作りに取り組んでいます。

もともとベースとしていたのは、心理学の認知行動療法の中にある「活動記録表」。

病院だけではなく、介護施設でも使われているようです。

これは自分自身のライフスタイルを客観的に把握することで、自分ではなかなか気づけなかった特徴的な行動を把握するのに役立ちます。

今回、Daigoさんの本を読んで真っ先に浮かんだのが、この「活動記録表」でした。

勉強の計画となると、大概の方は、今日やることだけ書いてしまいがちじゃないですか?

でも、本当は、何もしなかったことも具体的に書き出した方がいいんです。

あとで客観的に見直す際に役立つから。

そのことが今回書かれていたので、さすがだなと思いました。

元ネタはどこかにあるせよ、昨今の勉強法の大半は、Daigoさんが世に知らしめてくれているような気がしています。

それをもしかしたら斜めに見ている人もいるかもしれませんが(個人的な見解ですが)、誰もが実践しやすいレベルまで翻訳してくれているのは、塾屋の1人としても本当に助かっています。

ただ、Daigoさんが良いと言ってるから良い、ということではなく、しっかりと裏を取るというか、それこそ元ネタにあたることはとても大事なことだといつも考えています。

このことは毎回書いてますね。

自分の中のロジックに落とし込まない限り、薄っぺらい指導に終始してしまうのだけは避けなくては。

その辺りは慎重に踏まえて取り入れなくていけません。

あとは検証あるのみですね。